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離婚 熟年離婚
これまで夫に対して我慢の連続だった熟年夫婦の妻が、熟年離婚に走るケースは、相当数あると思います。
現在の熟年世代というのは、高度成長期に結婚や子育てを体験した人が大半です。この世代は、夫は仕事仕事で家を省みることはなく、また女性に対して男性のほうが社会的にも強いという時代背景がありました。
ところが日本は低成長時代に突入し、女性の社会的地位も高くなりました。このご時勢になっても、夫が威張って好き勝手やっていることに女性が我慢しなくなった、熟年離婚の理由というのは、おおむねこの辺りかと思います。
また、年金制度が改正され、年金分割が可能になりました。これは、仮に熟年離婚をした夫婦に対しては、元夫と元妻、それぞれに分割されて同額の年金が支払われるという制度です。以前までは主に夫に対して支払われて、それを妻も一緒に使うという考え方でしたから、年金制度も熟年離婚を後押ししているのかと指摘されても仕方ない改正だと思います。
熟年世代になってからでも、一人になって自由を謳歌したいと考えているバイタリティは、現代の女性を象徴しています。それに対して、男性というのは「妻に逃げられた」というイメージが強く、ションボリしてしまう人のほうが圧倒的に多いようです。
熟年離婚されないようにする努力ももちろん大切ですが、熟年離婚してしまった後でも、幸せな人生が送れるような道筋だけは作っておくことが、これからの処世術なのかも知れませんね。
